在留資格(ビザ)、建設業許可の申請を主要業務とする、東京都豊島区駒込駅徒歩3分の行政書士事務所です。

不利な情報ほど隠さず丁寧に説明を!

投稿日:2017年1月6日

弊所にご相談にくる外国人のお客様で、最初は自分で申請を出したものの不許可となり、入国管理局にて理由を聞いたところ、「過去に入国管理局に提出した資料あるいは申告した内容と整合しないから」と言われる方がけっこういます。

 

「過去に提出した資料あるいは申告した内容と整合しないのはなぜか?」と確認をすると、「正直に書くと不許可になると思った」、「バレないと思った」、「過去に提出した申請書の控えをもっていなかったので書いた内容を忘れてしまい、結果記憶違いのことを書いてしまった」など、理由は様々ですが、いずれにせよ、事実や証拠の信ぴょう性がないと判断され、不許可となる可能性がとても高くなります。

 

弊所では、上記のようなケースでも再申請を行いますが、過去に提出した資料と内容が整合しない場合、
・その理由
・不整合が生じた経緯
・不整合の程度
・文書作成者はどういう立場の者であったか
等、慎重に吟味していくことになります。

 

また、必要に応じて、申請人ご本人に入国管理局で過去に提出した資料の閲覧請求を行ってもらうこともあります。

 

いずれにせよ、上記のようなケースでは、再提出を慎重に行う必要があることから時間もかかります。

 

もちろん、初めからあいまいな書類の書き方はしない、不利と思われる情報があるのであれば、あえて別紙に「理由書」という形で丁寧にまとめ説明をする、さらに過去の申請書の控えは必要がない場合でもコピーを取っておくなどをしてください。

 

「急がば回れ!!」(Haste makes waste!!)

 

 

 

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