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社名や人名に旧字が入っている場合の申請書の書き方とは?

投稿日:2016年12月9日

建設業許可の申請書は、新規にしろ更新にしろ、記載する書類が比較的多い許認可の一つだと思います。

 

社名はもちろん、代表取締役(個人の場合は個人事業主の名前)、経営業務の管理責任者(経管)、専任技術者(専技)の人名は必須ですし、さらに規模の大きい会社さんですと国家資格者等・監理技術者一覧表なんかにも人名が出てきます。

 

そこで、名前を記載する時に注意したいことがあります!

 

社名や人名で旧字が使われているケースがあるかと思いますが、この場合、申請書にはどのように記載するのがいいのでしょうか。

 

ルールは簡単です!
社名、代表取締役、経管⇒会社謄本(履歴事項全部証明書)通りに記載する。

 

専技⇒資格証や合格証通りに記載する。

 

実は、なんでこんなことを書いているかというと、役員(および経管)の方は、「身分証明書」と「登記されていないことの証明書」という公的書類を添付します。

 

「身分証明書」は本籍地の役所で発行される書類で、「登記されていないことの証明書」は法務局にて発行される書類です。

 

特に「身分証明書」については、戸籍通りに記載されますので、普段は新字体で氏名を記載している方でも、ここでは旧字体で記載されて出てきます。

 

そうなると、書類を見たときにどちらに合わせて書いた方がいいのだろう?となってしまうわけです(私が実際にそうでした・・・汗)。

 

さらに、余談ですが役員の方に外国籍の方がいる場合には、日本に戸籍はありませんので、「身分証明書」を発行してもらうことができません。

 

その場合には、外国籍の方の「身分証明書」は省略し、「登記されていないことの証明書」に国籍を記載するケースがほとんどですが、許可行政庁により取扱いが異なることもありますので、申請前に念のため確認をした方がベストです。

 

 

 

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