近年では、外国人の労働者派遣を営む外国人の起業家も増えてきました。
派遣の契約でも在留資格の取得は可能でしょうか?
たとえ派遣の契約であったとしても、派遣先での職務内容と派遣される申請人の学歴や職歴等が、在留資格の要件にマッチすれば、特に問題はなく在留資格を取得することができます。
例えば、イギリスの大学で日本語学科を卒業したイギリス人が派遣社員として、派遣先企業で翻訳、通訳の仕事をする場合には、「技術・人文知識・国際業務」の在留資格に該当します。
とはいえ、派遣元との契約期間や給与の額もしっかり審査されます。
また、派遣元の「継続性」や「安定性」などもきちんと審査されます。
派遣社員だから在留資格が取れない、ということはありませんが、在留資格に該当するかの要件はきちんと審査されますので、要件を満たさなければ不許可になることもありますので、注意が必要です。